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終戦記念日

朝から白のつなぎを着た人たちが、あの車に乗って拡声器で叫び

ながら、会社の前を何度か通って行った。

『今日は終戦記念日です。』

私の祖父も戦争で亡くなったので、終戦記念日は他人事ではない

日だ。昨年は、父が武道館へ行った。早いね、1年が経つのは。

子供の頃、祖母から小さな紙切れを見せてもらったことがある。

『これがじいさんが死んだという通知よ』

モゾウ紙みたいな、油紙みたいな、とても薄い紙切れに

ルソン島にて戦死 と書いてある。

遺骨もなければ、遺品もない。その紙切れひとつで、死んだと

知らされたのだと祖母は言った。

死を現実のものとして受け入れるのは大変だっただろうと今は

分かるけど、子供の私には『へーーーっ』くらいの話だった。

その時から行ったこともない、どこにあるかも分からない『ルソン島』

という単語が頭の隅っこにずっとあった。

『今日は終戦記念日です』の声で、ルソン島を検索。

ルソン島の戦いといって、大勢の人が死んだそうだ。その中の一人が

祖父・・・・・なんだねぇ。部隊も○○師団とかたくさんある。

調べていくうちにその中の一つの師団がどうも気になって仕方がない。

見た瞬間、なんか変な感じ。色々調べてくうちに、もっと変な気持ちに

なってくる。モヤモヤというか胸の奥につかえてる感じ。

ドキドキ心臓の鼓動が早くなる感覚だ。  ぜったい変・・・・。



よく祖母は私のことを、『じいさんの生まれ変わり』と言っていた。

顔や体型がとても似ているらしく、生き写しとまで言っていた。

きっと私の中の祖父の血が、当時の記憶を呼び起こしているのだと思う。

祖母も亡くなり、その紙切れがどこにあるか分からないが、もう一度見ていたい。

きっと、絶対、師団名が当たっていると思う。

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